・用語:用語の読み仮名
説明(引用がある場合は※の後にその文献)
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・アルペン:あるぺん
スキー競技の種類で、山の上のスタートから下のゴールまでの間を旗門と呼ばれるゲートをくぐりながら
滑って降りる競技の総称。アルプス山脈で発達したためこの名がついた。
この競技をしている人は大体クロカンをしたくないと思っている。
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・エッジ:えっじ
スキー板の構成部分の一つ。板の滑走面を囲う形で作られている。
スキーを買った当時のエッジは非常にとがっており、刃物のような感じになっている。
危険なのでチューンナップに出すなり自分で研ぐなりしましょう。
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・エッジング:えっじんぐ
スキー板のエッジ部分を雪面にさすように当てて(つまり、スキー板の角付けをして)、
ターンをすること。これができないとカービングが出来ない。もちろん、これを練習する方法もあり、
斜滑降をすると最も良い。
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・回転競技:かいてんきょうぎ
英語ではslalom(スラローム)という。これを直訳した形で日本語として定着してしまったものである。
われわれはスラと呼んでいる(パンフレットなどはSLと記載してある事が多い)。
この競技は主にスキーターンをすばやく行うことを競う。大回転競技よりも旗門の幅が狭いのが特徴。
小回りのターンを強制されるので、初心者には若干つらいかもしれない。
毎年、初心者で競技に出場している人が大勢いるが、上位に食い込む人はめったにいない。
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・カービング:かーびんぐ
スキーの滑り方の一つ。パラレルターンの中でもスキー板のエッジを大きく使うエッジング要素が
必要な滑り方である。この滑り方をすれば、スピードを弱めることが極小ですむ。
そうすると、アルペン競技でスピードを競うため、この滑りが必須となる。頑張ってこれが出来るようになろう!!
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・カービングスキー:かーびんぐすきー
1998年頃から使われ始めてきたスキー板。それまでは、ストレートスキーと呼ばれ、
その名の通り真っ直ぐな板だった。しかし、この板では非常に初心者にとっても上級者にとっても
良くないと考え、研究、開発されてきたのがこのカービングスキーである。
カービングスキーの特徴は、先端と終端の幅が大きく真ん中の幅が先端や終端に比べて小さくなっていることである。
これによって、非常にスキー板がターン弧を描きやすくなる。
このスキー板の出現のため、滑り方がここ10年で革新的に変わってきた。
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・旗門:きもん
アルペン競技のとき、スタートからゴールまで滑るコースを表している旗の付いたポールのこと。
このゲートをくぐらないと失格になる。うちの部員もよくやってます。ほんまはあかんのよ(-_-;)
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・クロスカントリースキー:くろすかんとりーすきー
普通のスキー板とは異なる、クロスカントリー用スキーを用いて数十キロのコースを、
マラソンのように走る競技。クロスカントリースキーには、フリースタイルとクラシカルの違いがある。
その違いは、フリースタイルは名の通りどのように滑ってもOK。しかし、クラシカルは
スキー板を前後に滑らせるだけで前へ進むという少々難しい技術を必要とするすべり方である。
そのそれぞれで競技が開かれる事が多い。ちなみに、ノルディック複合(ジャンプとラン)では、フリースタイルを滑る。
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・クロカン:くろかん
クロスカントリースキーの略。
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・スキー:すきー
(1)雪の上を滑ったり歩くため、両足につける二本の細長い板状の道具。
(2)(1)をつけて雪の上を滑ること。また、そのスポーツ。[季]冬。《―長し改札口をとほるとき/藤後左右》
スキーにもいろいろな種類がある。クロスカントリー用スキー、カービングスキー、ショートスキー、フリースタイル用スキーなどである。
※goo辞書 国語辞典
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・ストック:すとっく
スキーの道具の一つで、スキーヤーを支える道具。
アルペン競技ではスタートのときに使用するほか、回転競技でポールに当たるときに
使用する。
ノルディック競技では、競技者の動きに大きくかかわり、スキーを漕ぐときに使う。
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・ジャンプ:じゃんぷ
その名の通り、ジャンプをして競う競技。ジャンプの評価方法は、
距離、着地時のフォームで決定される。有名な選手では、原田雅彦選手、船木和喜選手などがいる。
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・シュテム(ターン):しゅてむ(たーん)
スキーの滑り方のことで、ターンを行うときボーゲンの形を取り、次のターンまでの間をそろえて滑る滑り方。
パラレルターンの一歩手前といえる。
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・大回転競技:だいかいてんきょうぎ
英語でgiant slalom(ジャイアントスラローム)という。これを回転競技と同じように直訳した形の日本語である。
回転競技よりも旗門幅が大きく、ターンのエッジング技術を競う競技であるといえるだろう。
また、回転競技よりもスピードが出るため競技を行うためにはスピードにもなれないといけない。
どちらかといえば、回転競技よりも初心者向けの競技。我々はよくGSと呼んでいる(パンフレットなどもGSと記載してあることが多い)。
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・チューンナップ:ちゅーんなっぷ
スキー板を業者さんに出してスキーを滑りやすくしてもらうこと。
ワックスやエッジ研磨、フラット仕上げなどをしてくれる。その作業によって値段が異なる。
チューンナップは車のチューンと同じで、スキー板の性能自体を変えてしまうことになるので、
できるだけ専門の店に出すほうがいい。
もちろん、自分たちでできる限りはしないといけない。
自分たちでするものは、主にワックスがけとエッジ研磨である。
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・デラ:でら
いわゆるコース整備。アルペン競技では非常に多くの選手が同じようなところを滑るため、
その部分がスキーのエッジによって削られる(もしくは掘られる)。その汚くなったコースを出来るだけきれいにする作業が
デラがけである。デラをかける人たちをデラッパーともいう。
学生の大会では学生役員がデラッパーになっていることがおおい。
我々の出場している全関西学生スキー選手権大会でもかなりの学生役員がデラッパーをしている。
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・ノルディック:のるでぃっく
クロスカントリーやジャンプのスキー競技をいう。ノルウェーで盛んなためこの名がつけられた。
クロスカントリーとジャンプを併せて評価する、
ノルディック複合といわれる競技(荻原次晴などの選手が有名)も存在する。この競技は、
身体的な要素はもちろんの事、技術的な要素も大きくかかわってくる。
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・パラレル(ターン):ぱられる(たーん)
スキーの滑り方のことで、一般に、板をそろえて滑る事を言う。
この滑りがきれいにできるようになれば、大体のところへいけるはず!!
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・ボーゲン:ぼーげん
スキーの滑り方のことで、いわゆるハの字を作って(もちろん、スキー板の先端が狭くなりますよ〜。逆にすると…)滑る
滑り方。本来の名称はプルークボーゲンというが、ボーゲンといえばこの滑り方を示す事が多い。
スキーの基本であり、応用への一歩でもある。「スキーはボーゲンに始まりボーゲンに終わる」なんて言葉もあるはず。
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・ワックス:わっくす
スキーをよく滑るようにするための道具で、固形型と液体型、粉末型がある。
普段我々が使用しているのが固形ワックスであるが、これにも種類がある。
その材質によって変わってくるが、フッ素が入っているかどうかでこれも大きく分けられる。
固形型の塗り方はそのまま塗る生塗りと、ワックスアイロンを使って溶かし、滑走面に塗るアイロン塗りがある。
普通、アイロン塗りを使う。できるなら、お得なセット売りを買おう。
フッ素の含有量などでも分けられる。フッ素が多ければ多いほど滑りが良くなる。
液体型にもフッ素が入っているものが最近出されており、これでも結構滑る事がつい最近私の実験で判明した。
液体型の塗り方は生塗りがほとんである(ていうか、他の塗り方あれば教えてくれ!!)。
粉末型であるが、高いものが多い(大体10000円前後)と思われる。粉末型の使用するときといえば、
試合の前に塗るのがほとんどである。しかし、金持ちの方々は少し早く滑りたいようなときでも使っているのではないだろうか?
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